2018年マイベストオブKPOP

誠に早いことで今年2018年も終わりを告げようとしておりますが、親愛なる皆様いかがお過ごしでしょうか。

わたくしのほうは師走の忙しさになぶられて、職場がいつ殺人現場になっても可笑しくない状況となっております。先日は人を縛って燃やす夢を見ました。師走、怖い。

さて、そんな血が飛び交う師走の中、色んなところで目にする「ベストオブKPOP」がどれも良過ぎるのなんのって。というか今年のKPOPは良作が多過ぎるのなんのって。

これ何回か言っていますが、私のファーストKPOPは東方神起で、そこから少女時代、SHINeeと続き、私の青春Secretで私の中のKPOPは一度幕を閉じます。Secretという存在が私の中で大きすぎて他のグループへの興味が薄らいでしまったからです。ですが2015年、MonstaX、Seventeen、OH MY GIRL、iKONという私の心に再度火をつけるグループと次々に出会いKPOP第二幕が始まりました。そこからは怒涛の勢いでKPOPにのめり込み今に至ります。アイドルもそうですがアイドル以外のアーティストやラッパーも聴くようになったの本当に面白いなあ。もしかしたら今年がわりとピークかもしれません。そんな記念すべき2018年マイベストオブKPOP、愛を込めてお送りします。

(ちなみに順不同です)

 

1.SECRET GARDEN - OH MY GIRL

初めてオマゴルちゃんを見たのが2015年5月14日放送のMカでのデビュー曲「Cupid」のステージなんですが、本当に心を鷲掴みにされたのをよく覚えてます。Secretのメンバーであるヒョソンのステージを見るために再放送を録画していたけど、この日のステージが本当に本当に好きで実家に未だに残してあるくらい。そしてこの秘密庭園は、その時の気持ちを思い出させるかのように美しくて、こんな嫌な世界から遠く連れ出してくれてるみたいで、泣きました号泣しました。割とトンチキで正統派からは少し外れた癖のある曲が味だったオマゴルちゃんたちが、ドシっと構えて正統派をベースにしながらも自分たちの色を混ぜながらのこの完璧さ。今までの世界観の集大成であり最後の作品。一位を取るべくして取った曲。この丁寧に築き上げてきた世界観のあとにバナナアレルギーザルコンセプトぶちこむの本当に意味が分からなすぎて数日寝込んだ。

 

2.Do It - Chungha

Do It

Do It

さてさて、さっそくタイトル以外の曲をぶち込みました。マウントのお時間です。今年チョンハ様は本当に良曲しか出しませんでしたね〜どのタイトル曲も好きすぎて好きすぎるんですが、この曲が堪らんのですわ。チョンハ様の痺れるアダルティな部分を惜しげもなく出せる曲凄くないですか?凄いですよね?コレオ動画が素晴らしいので未見の方は必ず見てください。

ついでにKCON LAの時に撮られたであろうタコス?に夢中で人の話を殆ど聞いていないチョンハ様も見てください。てかこのユーチューバー?の人は有名なんですか?どんな権力者?

はあ…チョンハ様、愛してる……

 

3.My Flower - JBJ

これ正直入れるかめちゃくちゃ迷いました…色々あったし、色々あったし……でも本当に私はJBJが好きだったし、2018年前半はJBJからめちゃくちゃ元気を貰っていたので入れることにしました。ヨングクのいざこざで綺麗に輝いていた思い出さえ台無しにされたような気分になりましたが、JBJとして行った全ては本当に素晴らしかったし、絶対に無かったことになんかしたくないなあと思います。特に꽃이야は一位を取った曲であるし、このアルバム自体めちゃくちゃ完成度高い。皆んなのスタイリングや歌声の個性をここまで上手く活かして良い意味で正統派から外すことで他のグループとを差をつける感じ、素晴らしい…本当に素晴らしい…日本のコンサートで生で聴けて本当に良かった…メンバーもオタクもみんな幸せになろうな…私が大好きなこの動画も載せておきます…君は僕の花だ、君は僕の春だ……

 

4.Get It - PRISTIN V

こんな最高ソングなのに意外とみんなのベストオブKPOPに全然入ってないの驚きなんですが!?凄い良くないですかこの曲!?私がプリスティンにやって欲しかった全てが詰まってる。スタイリングも当たり前に最ッッ高だし、特に「傲慢な目つきが 冷たい笑顔が 私には一番似合ってるのにこれをどうしろっていうの?」という歌詞を天下のギョルギョン様が歌うという…もう…胸熱すぎて…しかもサビなんて「貴方をめちゃくちゃにしてあげる」ですよ!?は!?してください!!しかないじゃん…何故これを完全体でやらなかったのか…THE 高カーストな強気な美女が揃っているというのに…そういうとこだぞプレディス!!!ポストイットじゃなくてオタクの血文字とかにしたら色んな意味で効果てきめんそうじゃないですか?ああ、プリスティン…早くその美しさと強さでアイドル界をめちゃくちゃに荒らしてくれ…

 

5.Shoot Out - MONSTAX

ワカワカ〜〜〜〜!!!!!!いや〜〜最高!!冒頭でも言ったのですがモネクは久しぶりにどハマりしたグループです。とにかくデビュー当時からハズレ曲が無い、一切ない。個人的にモネクがやるKPOPがかなりかなり好きです。こういうドKPOPな曲ってやる人によっていくらでも印象が変わってしまうと思うんですが、モネクみたいにパワフルでセクシーに、そして会場をワッと一気に盛り上げることが出来るのって本当に凄いと思うんですよね。最近のグループだとモネクしかいない気がする。そういった魅力が今回のこの曲でファンダム以外の人にも届いたようでなんだか勝手に嬉しかったです。カムバック期間のステージも毎回楽しみだったし、衣装がやはり最高でしたね〜

特にこのステージでの黒レザーのつなぎってド変態すぎるでしょ。やはりスタシはスタイリストさんが神。スタイリストさん宛にお金送りたいので口座番号公開して欲しい。

そして、もちのろんでアルバム「ARE YOU THERE?」も好きすぎて好きずきて毎日それしか聞いてなかったくらい。タイトル曲があんまりピンと来ない人でもアルバム聴いてください、お洒落な曲たくさんあるので!!オナシャス!!

 

6.New Heroes - TEN

もうこの曲、説明いります?もう見れば分かる…聞けば分かる…この崇高さ…何百回聴いてもイントロが流れた瞬間に号泣しながら平伏してお祈りを捧げてしまいます。イントロが流れるだけこんな胸が高揚する曲、凄すぎません?MVでは光がテンくんを照らし、もはやテンくん自身が光であるような演出の中で「We're the new heroes」と歌うの本当に凄い美しい。前回のソロ曲「夢中夢」ではダンスメインだったのに今回はバリバリ歌って踊ってる。テンくんの努力やセンスをこれでもかってくらい感じますよね。

私死ぬほどテンくんのダンスが大好きなので今回もダンス動画を死ぬほど見ました。手先まで綺麗でしなやかで、でもパワフルで、観る人を彼の世界の中へ"魅せる"ことが出来るダンスですよね…はあ…美しい…生まれてきてくれてありがとうございます…テンくんはやはり神の子…世界を制する者…(宗教)

来年NCT Chainaもあるようなのでまた華麗に舞うテンくんをたくさん拝めそうで歓喜です、私もチャイナデビューしたい

 

7.22CENTURY GIRL - fromis_9

皆さんのベストオブKPOPに必ず食い込む神名曲「DKDK」とめちゃくちゃ迷いに迷いましたが、私はこちらの22世紀少女にさせて頂きました。これをタイトル曲にしないのがプロミスの最高なところですよね〜〜前回の「To Heart」から全くクオリティを落とさず、しかも更に最高度を上げてカムバするの凄すぎる。この22世紀少女の何が良いって、もう全部良い。曲も歌詞も衣装も振り付けも。最初にステージを見たとき、あまりにもストレートにあまりにも強く胸を打たれて、しばらく立てませんでした。「遠い未来で迷ったら 私は時間の中を超えたい 輝くあの星たちみたいに 崩れた次元を越えて あなたと私は この道の最後まで」この歌詞、本当に素晴らしい。胸がギュンギュンして涙が出てくる。このステージでの冒頭、セロムちゃんが髪をなびかせて振り向くの恋でしかない。恋に落ちない人間がいるんですか?いないです。そしてトドメにこれですよ。

まさかプロミスちゃんがf(x)がRed Lightをカバーするなんて思いもしなかった。完全にセロムちゃんの夢女になってしまった。こういう強さも出来るんだってことをアピールするの大正解ですよね。確実に10万人くらいファン増えたな。でもワガママを言うと一回だけで良いからオマゴルのバナナアレルギーザルをカバーして欲しい。頼む。

To Heart、DKDK、LOVE BOMB、この流れから来年は何を見せてくれるのか本当に楽しみ。そしてお願いだからf(x)カムバしてくれ。

 

8.SAVE ME,SAVE YOU - 宇宙少女

こんなんオタクだったら好きに決まってる。全世界の全ジャンルのオタク必聴です。HAPPYを完全に無かったことにして、この宇宙少女の世界観を派手に積み上げてる感じ堪らない。そして今までのタイトル曲同様にポップなのにどこかセンチメンタルな雰囲気に加えて、不穏な空気を感じるのも凄く良い。完全体ではないからこその不穏さであるなら、なんだか少し悔しいけれども…

そして今回も破茶滅茶に衣装が可愛い〜〜!スタイリストさん神!何回でも言う、お金振り込みたいから口座番号教えて欲しい。このstagemixが大変素晴らしいので未見の方は必ず見てください。必ず、見てください。

宇宙少女、来年カムバが発表されておりましたがやはり完全体では無いそうで…アイコンの画像の葉っぱが10枚だからとかなんとか言われてましたけど何が葉っぱ10枚だよバーカ!!!(泣きながら葉っぱを数えたひと)中華でバリバリ強さが増したソニミギソンソを加えた13人…超みたい…そしてマイプレシャス…ウンシャオ…待ってる…私、待ってるから…………

 

9.Dally - HYOLYN

いやはやヒョリン姐さん、アンタが大将だよ。こんなのベストオブKPOPに決まってる。ベストオブ大将だよ。シスターが解散して、個人事務所を立ち上げて、満を持してのソロ曲。ピンヒールでこんなにバリバリ踊ってくれるの本当に最高…かなりセクシーな振り付けだけどヒョリン姐さんがやると、いやらしさなんて全く無くて惚れ惚れするくらい格好いい。なんかもう男とか女とかじゃなくて、「これ聴いてるお前ら全員アタシについてきな」っていう強さ。ハア〜〜〜〜最高〜〜〜〜

パフォーマンスが好きすぎて好きなステージを絞るのめっちゃ大変だったんですけど、野外でやってるステージがめちゃくちゃ好きでした

なんかいつも思うんですけど観客、動画撮ってないで全力でのれよ!!!!ってめちゃくちゃ思いません?この曲でのらないなんて意味が分からないですね、動画撮って棒立ちにならないと死ぬ病気なの?(言い過ぎ)

Dallyから始まり、SEE SEA、BAE、全部最高サマーソング!私の夏!私もお尻出せるように鍛えよう

 

10.Good Evening - SHINee

一番最初に順不同と書きましたが、私の2018年のベストオブソングはこの曲です。色々言葉にしたいことはあるけれど上手く言語化できないのでもどかしいです。ただひたすらに良い音楽をありがとう、アイドルとして立ってくれてありがとう、それに尽きます。

ティザーの時点で話題になっていましたが、やっぱり何回聴いてもジョンヒョンの声が聞こえるんですよね。でもこれって聞き間違いなんかじゃなくて、彼が今までシャイニとして作ってきた音楽に染み込んだ彼の声で、シャイニ5人の曲だなと思ってます。私は今でも全然大丈夫じゃないし、冬が近付くにつれて胸の奥がヒュッと痛くなってぽっかりとした穴を感じます。日本語版のテリロガの歌詞が「You're my girl」になったのが本当に本当に許せなかった。彼の死すら"消費"されてしまっている気がするのがただただ悲しいし、生きることがより一層とても虚しいものに感じてしまうけれど、彼が命を削りながら向き合った音楽が、彼の声が染み込んだシャイニの曲が、この世界には流れている。その事実に少し救われる。明日も頑張って生きよう。やっぱりSHINeeはどこまでも最高のSHINeeだ。

 

まとめ

ただひたすら凄いしか言ってないのですが、個人的に普段溜め込んでいることをズラズラ書けたので大満足です。いや〜本当に良作が多い一年だったので絞るのが大変でした。ここには書いてない曲でズラズラ語りたい曲、まだまだ沢山あるのでまた時間があるときにまとめて書いていきたいと思います。では、最後まで読んでくれた皆様、ありがとうございます。

良いお年をお迎えください、愛を贈ります

 

表と裏

親を殺したいと思ったことはあるだろうか

または殺したいと思うほど誰かを憎く思ったことはあるだろうか

私はある。親を大切で愛してるのと同時に殺したくなるほど憎いと思うことが何度もある。

一度でも殺したいと思ったことのある人ではないと分からない世界に私は少し足を踏み入れている。知りたくもなかった、知らなくてもいい、こんな世界に。

どうしようもない罪悪感と嘘偽りのない殺意が日々の隙間を狙って私に迫り、時々あまりにも酷くて眠れなくなる。

そういう日々が続くと、それを実際に行動にしたら楽になれるのだろうかとつい思ってしまう。台所にある包丁を遠くからじっと眺めて、手にした紐をきつく手に巻きつけて、ハッと我に帰る。危なかったと引き止めた自分に安心し、何で出来ないんだと落胆する自分にいつも驚く。

そして厄介なのが、そこに愛情が存在することだ。大切だから、愛しているから、親だから、責めることも蔑ろにすることも見捨てることも私は出来ない。

口を揃えて皆こういう「親なんて関係ない、環境のせいにするな」と。日本の殺人事件の55%が親族間で起きているらしい。ここにもまた一つ呪いが存在するのだ。 

私はいつも自分があっち側の人間になりそうで怖いと思う瞬間がある。いつもその一歩手前にいる気がしてならないのだ。

私が思うに、もしかしたら人間は常に細い細い線の上を歩いているのかもしれない。いつでも自分の意思でどちらにも足を落とすことができるし、何かや誰かに背中を押されるかもしれない。

私は落ちないように必死になりながらも、ここではないほうに行ってしまいたいと思う。ただ、細い細い線の上を歩くのをもう辞めてしまいたいと思う。

線の外は常に表と裏のようにぴったりと寄り添いあい、そこに大した違いなんて無くて、あなたが表だと思っているところが実は裏なのかもしれない。

多分これを読んでる人たちの中で、こんなこと他人に言うことじゃないと不快に思う人もいるだろう。たしかにそう思う。自分の心の中で噛み砕き、噛み砕き、粉々にするべきなのだろう。でも私はもう噛み砕きすぎて、あまりにも量が多すぎて、自分が何を見なかったことにして嘘をつけばいいのか分からなくなって、どうにでも出来ないときが多くなってしまった。

だからこうやって言葉にして、まるで綺麗事のように昇華してみるのだ。うっかりあっち側に落ちてしまわないように慎重に血を滲ませながら言葉にしてみるのだ。

親という呪いから解き放たれ、よく眠れる日が来るその日まで、私はこうやって言葉にする。哀しみにも憎しみにもならない、残された感情を、一つずつ。

Oh my 20 day

 

二十歳の成人式に行かなかった私は成人式を迎えるその日、初めて自動販売機の裏で吐いた。

焼肉の食べ放題で食べすぎたからだ。いつも二人前以上を平らげるのだが、何故だか無性に胃が痛くなり帰り道に吐いた。盛大に。人生で初めて。2018年、記念すべき初ゲロ。

吐いてるときは苦しいのやら虚しいのやら面白いのやらでよく分からない感情だった。

吐き終わったあとは当たり前のようにすっきりとして、私の今までの人生の毒を少し吐き出せたかのような気待ちになった。もちろん気持ちだけだ。

妹と馬鹿みたいに肉を喰らい、「あの子がもう二十歳なんだねえ」「お前もな」とまるで他人事のようにダラダラと話した。

成人式に行かなかったのは、もちろん会いたくない人が沢山いる、行く意味が見出せない、振袖を着るお金があるなら旅行に行きたい、という私の超個人的な理由もあるし、ただ単純に自分が成人だという自覚が未だに無いから他人事のようにいられるのかもしれない。いや成人したことを受け入れたくないから、成人式という華やかな祭り事に惹かれないのかもしれない。

まあどうでもいい、私は行かないということだけだから。SNSやラインで流れてくる沢山の振袖を着た友人たちがとても綺麗で、みんなもれなく綺麗で、羨ましいかと言われたら、羨ましいとは思わない。ただみんな美しいなあと思う。本当に純粋に美しいなあと。

馬鹿みたいに騒ぐ見知らぬどこかの新成人たちも、朝から頑張って綺麗に着飾る女の子たちも男の子たちも、成人式に行かないと決めた子たちも、何となく行かなかった子たちも、行きたくなかった子たちもみんな、私からしたらうざったいくらい輝いていて、少し心がザワザワと音がする。ときめきに近いけどもう少し遠くにある違う何かが騒めく音が。

成人だろうがなかろうが、式に出ようか出まいが、この先の人生に何の影響も与えやしないし、行ったか行ってないかの事実しか残らないだろう。そこで出来る思い出たちだけが後に残るだけだろう。

私はただ、私が愛する全ての友達がこれでもかってくらい幸せに囲まれて、私が大嫌いなひとたちがみんなより少しずつ多くの不幸を覚えていけばいいなと思う。

私は私なりの覚悟を決めて、私は私なりの二十歳を見つけて、後悔も未練も惜しまず、何ものからも自由になることを諦めない。

死ぬことも生きることも進めないなら、そこに人生なんてありはしないのだ。

数年ぶりにゲロを吐いた自分に少し笑いながらこのブログを書いてみた。なんだこいつって思いながら読んでくれたら本望だ。

 

新成人の皆様、そして私、おめでとう。クソみたいな大人になるんじゃねえぞ

OK Google:愛とは

「愛はどんな形ですか?」

と聞かれたら何て答えるだろう。

私は近頃そればかり考えている。

同性愛が世界的に認められ始めたり、ジェンダーレスなど性の多様化が進んだり、はたまた”恋愛しない結婚しない”人たちが増えたり、驚くほどに少しずつ世界は変わり始めている。愛の形を枠にはめることはナンセンスな時代なのだ。

だからこそ私は「愛の形」というものを考えてしまう。愛とはそもそも何だろうか。

辞書を引いてみると、

1 親子・兄弟などがいつくしみ合う気持ち。また、生あるものをかわいがり大事にする気持ち。「愛を注ぐ」
2 異性をいとしいと思う心。男女間の、相手を慕う情。恋。「愛が芽生える」
3 ある物事を好み、大切に思う気持ち。「芸術に対する愛」
4 個人的な感情を超越した、幸せを願う深く温かい心。「人類への愛」
キリスト教で、神が人類をいつくしみ、幸福を与えること。また、他者を自分と同じようにいつくしむこと。→アガペー
仏教で、主として貪愛 (とんあい) のこと。自我の欲望に根ざし解脱 (げだつ) を妨げるもの。

こんなに多くの「愛」の解釈が現れる。

果たして正解はあるのだろうか。

考えてみると私たちは生まれながらに愛というものの存在に悩まされる。「貴方はお父さんとお母さんの愛の結晶なのよ」「貴方を愛しているから怒るのよ」「愛してるから心配してしまうの」

愛も分からない子どもにそう大人は囁く。じゃあ見放された子どもたちは愛の結晶ではないのか。ただの生まれてきてしまった人間の一人にすぎないのか。

愛しているとはなんて厄介な言葉だ。

ありがちな経験談ではあるが小さい頃、母のつくるミートスパゲティが美味しいのはなぜかと母に尋ねるとお決まりのように「愛情が入っているからよ」と微笑まれた。他人にとっては何でもないようなミートスパゲティこそが母にとっては「愛の形」であったのかもしれない。

中学生の頃、学校に行かなくなった時期があった。母は無理やりでも行かせようと私を毎朝怒鳴ったが、父は心底悲しそうな顔をして「学校に行かなくてもいいよ。当分休もう」と言って、その夜は私の大好きな食べ物をたくさん買ってきてくれた。その次の週から私は少しずつ学校に行き始めた。とても寡黙で昔気質の父だったけど思えばそれが父の「愛の形」だったのかもしれない。

ストレートに言葉で伝えることも愛であれば、嘘をつくことが愛であることもある。どんなことがあっても手を離さないことが愛であれば、手を離すべき愛もあって。生きてと励ますより、毒を渡すことが生きる活力になるかもしれない。

愛はいくらでも形を変えて、私たちの前に立ち塞がり、時には”正しくはない”方向へ繋いでいく。でも確かにそこには愛がある。愛があるからこそ、私たちは苦しみ涙を流す。”正しくはない”道が暗闇でもそこに生まれる愛は美しいと私は思う。笑顔に溢れ、明るい光に包まれた愛だけが愛ではない。陰からさす愛に支えられる人もいるのだ。 

私はまだまだ「愛」というものが分からない。もしかすると愛は果てしなく広く大きいもので、きっと一生かけても分からない形をしているのかもしれない。だからこそ、誰もが追い求め、醜くも美しくもなるのだろう。私もいつか出会うのだろうか。愛の形に気付くのだろうか。その時がきたら、私は愛をどんな形で表現するのだろう。もし小っ恥ずかしいことをほざいていたら、このブログを私に突き出して欲しい。未来の私よ、愛はどんな形ですか?

大人の定義と嘘の倫理

 

私はいつからこんなに嘘をつくが上手になったのだろう。

気付いたら、自分を守るために数えきれないほどの嘘をたくさんついていた。その嘘 ひとつひとつは決して大きいものではなく、どれをとっても取るに足らない小さい嘘だ。ただ少し罪悪感を抱えながらも、私は嘘をつけるようになってしまった。それはもう、とても上手く。

その嘘が誰かを傷つけるものではなくても、嘘を重ねるたびにどこか今まではいなかった汚くて見たこともない黒い何かが育つ気がした。

幼いころ 誰しも親や先生に叱られる時、「嘘はいけません。正直でいなさい。」と教えられた経験があるだろう。でもその教えは小学生に上がるころには守れないことを悟る。何故なら、正直でいればいるほど損をするからだ。上手に嘘をつける子ほど 世渡り上手で嫌なことをヒョイとかわしているのだ、と私たちは幼いながら無意識の中で悟る。

中学生にもなれば、そこは嘘を重ねる練習場と言っても良いほど、私にとってそこは嘘をつくか見抜くかの場所であった。よくある例でいうとテスト期間中に「全然勉強してないよ〜やばい〜」という子に限って良い点数をとったり、「あの子が悪口いってたよ」とありもしない因縁をつけられたりすること 等々。そんな嘘たちに沢山攻撃されたお陰か、嘘を重ねること と 見抜くことを覚えた。簡単に人を信じてないけないと悟り、本当のことを言うほうが少なくなった。

そこから高校を経て、社会に出た。私が想像していた以上に社会ではもっとたくさんの嘘が必要だった。上司というだけで嘘を真実にかえ、真実を嘘にかえられる という事実に心底怯えた。

もっと怖かったのは、正直に真面目に仕事をすればするほど、周りは笑い、もっと手を抜きなよと軽蔑されることだった。なぜ頑張ることがいけないのか、真面目すぎて迷惑をかけたのだろうかとよく悩んだ。今もそうだ。

これはたぶん私が一生付き合っていかなきゃいけないことなのだろう。

嘘をつかなきゃ上手く笑えもしない社会、正直でいることが命取りになる社会。これが未来ある子どもたちにに待ってるものか、と私はまだまだ子どもながらに肩を落とした。嘘をついてはいけないとは私も思わない。でもそこに混じる悪意がどうしても私は馴染めないのだ。

大人の定義と嘘の倫理。

上手に嘘をつけるようになるのが大人なら、私は一生子どものままでいい。

「嘘はいけません」と教えるくらいなら、上手く嘘をつく方法を教えてください先生。

 

嘘をつくのが上手くなった人も下手な人も、とびきり甘くて透明で優しい色をした誰も傷つかない嘘をつけるようになりますように。

 

以上、生き辛い社会からの駄文です。

失礼しました。

死ぬよりは生きていようか

死にたい、という言葉を聞いた時のショックは何度 経験しても慣れない。慣れないし、聞き流せない。それは私が慈愛に溢れてる訳でも、心優しい訳でもない。ただ、その「死にたい」という言葉に込められた様々な思いに打ちのめされてしまうからだ。

そんな私も時々軽々とその言葉を口にしてしまう。何か失敗をしてしまったり、誰かの悪意に触れて傷付いてしまったとき、本当に簡単にまるで「コンビニに行ってくるよ」と同じような軽さで私はそれを口にしてしまう。死ぬことはそんな簡単ではないはずで、命を大切にすることは生まれてから一番最初に大人たちに教え込まれることなはずで、死を恐れて生きることがきっと正しいことである。

いつからこんなに「死」は軽く、選択しやすいものになってしまったのだろうか。本当に簡単に私がそれを口にするときと同じように、まるでコンビニ行くように、死を選ぶような人たちが増えているのだろうか。それとも、死を選ぶしかないような選択肢しか目の前にない子たちが多いのだろうか。

いや、きっと、どれも少しずつ違う。みんな生きていく辛さより、死を選ぶ重さのほうが簡単だと知っているからだ。例え、その死にたいが冗談でも、簡単に言ってしまえるほどに死ぬことは簡単で、そして楽になる方法だと誰もが知っているからだ。そして私は、それが間違いではないとは言いきることが出来ない。

死んでしまいたいと思うことは山ほどある。死より老いが怖い、生きていることの単調さにいつまでも馴染めない、いつもどこか憂鬱で死という選択肢をいつも横に置いている。

でも、それでも私は生きていようと思う。

何のために生きているか分からなくても、大切な人の香りが思い出せるうちは生きていよう。

他人の悪意に触れて傷付いてしまっても、瞳にうつる美しいものたちがそこにある限り生きていよう。

幸か不幸か、私たちはこの世界に人間として生まれた。さらに幸か不幸か、どんな運命を辿るかは分からない。他の子たちが死を選ぶ重さを選ぶのなら、私は生きる辛さを選んでみよう。

いま、その選択肢に立たされている子たち、どうか見ていて欲しい。生きる辛さを選んだ私の運命を。

だから、死ぬよりは生きていようか。